1/23午後より、なかがわシネマの内部試写会の2回目を行いました。
「二重のまち/交代地のうたを編む」は、2/11(日)博多南駅ビルにて上映されるものです。
試写1回目の「息の跡」と「波のした、土のうえ」は、2/12(月休)ミリカローデン那珂川にて上映されます。
3作品とも印象が全く違う作品でした。3作品を観た後心の中に残るものは、何でしょうか?
<感想>
「二重のまち/交代地のうたを編む」
よそから被災地にやってきて、震災にあった会った人々の話を4人の若者が聞いていきます。
聞くことへの戸惑いや迷い、そして聞いた話をどのように受け止めていくのか・・。
4人の心が揺れ動きます。ワークショップに参加した4人の姿を映像化した作品です。
年始に震災がおき、誰もが、心が揺れているのだと思います。震災後現地に立った若者の勇気と
苦悩し互いに語り合う姿に心が揺り動かされます。
「波のした、土のうえ」
陸前高田で出会った人々の言葉と風景の記録です。それぞれの記憶や感情を、瀬尾さんが物語として
編み直し、小森さんが映像を組まれました。ご本人の声で朗読された3編の映像です。
震災でおきたこと、自分がここで生きていくためには何をするのか・・。変わっていく風景の中で
「生きている人々」の想いが伝わります。