【終了イベント】ミリカシアター② なかがわシネマ「二重のまち/交代地のうたを編む」「息の跡」「波のした、土のうえ」
ミリカローデン那珂川×こととば那珂川
なかがわシネマ vol.1語りと風景の記録
那珂川市の2つの公共施設が共同でお届けする映画の上映会。
第1弾は、東日本大震災ボランティアをきっかけに東北に移り住んだ、小森はるかと瀬尾夏美のふたりの制作者によるドキュメンタリー映画を上映します。被災したまちで暮らす人々の語りや営み、復興の中で失われてゆく風景の記録。そしてそれを受け継ごうとする試みを通して、目には見えない人の記憶に想いを馳せます。
試写会を行いました。
詳細はミリカブログをご覧ください。
■1日目(会場:博多南駅前ビル)
日 時:2月11日(日) 博多南駅前ビル 1F多目的ホール
18:30~19:50『二重のまち/交代地のうたを編む』上映
20:00~20:30 監督瀬尾夏美さんによるトーク
定 員:30名
料 金:前売800円(当日1,000円)
問合先:092-710-2003(こととば那珂川)
■2日目(会場:ミリカローデン那珂川)
日 時:2月12日(月・祝) ミリカローデン那珂川多目的ホール
① 10:00~11:35『息の跡』上映
②13:00~14:10『波のした、土のうえ』上映
14:20~15:00 監督瀬尾夏美さんによるトーク
定 員:各回100名(未就学児入場不可)
料 金:①前売500円(当日800円)
②前売800円(当日1,000円)
①②通し 前売1,300円(当日1,800円)
問合先:092-954-2211(ミリカローデン那珂川)
■あらすじ
「息の跡」 2016年/93分/製作:カサマフィルム+小森はるか 監督・撮影・編集:小森はるか
岩手県陸前高田市で種苗店と営む佐藤貞一さんを追ったドキュメンタリー。
佐藤さんは津波で自宅兼店舗を流された跡地に自力でプレハブを建て、営業を再開する一方、みずからの被災体験を独学で学習した英語で綴り、自費出版も行っていた。
さらには中国語やスペイン語での執筆にも挑戦し、地域の津波被害の歴史を調査し、自分で検証していく。カメラを向ける小森監督とのやり取りも交えながら、撮る人/撮られる人の関係性を超えたなにかをも映し出します。
Ⓒ2016 KASAMA FILM+KOMORI HARUKA
「波のした、土のうえ」 2014年/68分/制作:小森はるか+瀬尾夏美
ふたりが陸前高田で出会った人々の言葉と風景の3年8カ月の記録を、物語を起こすようにしてまちの人たちとともに生み出した3編の映像。かつての町の跡を共に歩き、場所から思い出された記憶や、その瞬間抱えている感情について聞いた話。
それを瀬尾が物語として編み直し、本人に返す。訂正や書き換えを重ね、できあがった物語は朗読される。その声に合わせ、風景や時間を重ねるように小森が映像を組む。
嵩上げ工事により今はもうない景色も収められた、記憶の詰まった作品です。
ⒸKomori Haruka + Seo Natsumi
監督 瀬尾夏美さん
©︎Hiroshi Ikeda
1988年東京都足立区生まれ。土地の人びとのことばと風景の記録を考えながら、絵や文章をつくっている。東日本大震災のボランティア活動を契機に、映像作家の小森はるかとのユニットでの制作を開始し、岩手県陸前高田市に移住。2015年、土地との協働を通した記録活動を行うコレクティブ「NOOK(のおく)」を立ち上げる。現在は江東区で「studio04」を運営しながら、災禍の記録のリサーチとそれらを活用した表現を模索しつつ、"語れなさ"をテーマに各地を旅し、物語を書いている。
■販売所
ミリカローデン那珂川窓口、博多南駅、Googleフォーム(予約)
ローソンチケット Lコード:83778
※ローソンチケットはミリカローデン那珂川で上映する「息の跡」「波のした、土のうえ」のみ購入可能です。
チケットの発売・Googleフォーム予約は12月26日(火)からです。
Googleフォーム ↓(ご予約はこちらへ)
主催 | こととば那珂川・(公財)那珂川市教育文化振興財団 |
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